環境への取り組み
持続可能な社会を目指して
大商金山牧場では畜産を核とした「循環型農業」の実践を通じて、環境や地域社会をより豊かにするためには何をするべきか、常に疑問を投げかけながら企業理念の一つである「元氣な社会づくり」へ貢献することを目指します。
「体」にやさしいものづくりは、「環境」にもやさしく。わたしたちはお客様お一人おひとりを取り巻く「環境」から元氣にするために、これからも日々努力をし続けて参ります。
「飼料・養豚・堆肥」つながる還元型の農業の実施
自社農場「米の娘ファーム」では、地元契約農家より生産していただいた飼料米を配合した餌を豚に与え、その飼料で育った豚から排出される糞尿を堆肥化させて、田んぼや畑に還元する取り組みを行っております。
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排出された糞尿は、コンポストによって堆肥化させます。
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完成した堆肥。地元金山町の農家の方々に役立てられております。
石油や石炭、化石燃料の代替エネルギーとして活用可能な燃料の創出
平成29年には豚の糞尿や食品廃棄物などの有機ゴミから「バイオガス」を生成し、生成したガスによってガスエンジンを稼働させ、電気と熱を作り出す「バイオガスプラント」設備を整えました。
平成30年8月より「やまがた新電力」様を通して、山形県内の学校や病院等の施設、民間企業への売電を行っております。
大商金山牧場のバイオガスプラント近年、化石燃料枯渇の心配や温室効果ガスの排出による地球温暖化の影響で、再生可能エネルギーに注目が集まっています。
大商金山牧場では、石油や石炭などの化石燃料の代替エネルギーとして活用可能な燃料の創出する仕組みを設けることで、より一層地域環境へ配慮した循環型農業の実現を目指し、地域産業への貢献を果たしていきたいと考えております。
また、有用な肥料となるガス生成過程から出る消化液を液体肥料として、水田や畑に還元することも検討しています。
エネルギー自給率の向上により、より豊かでより安心感を持てるくらしを目指し、一人でも多くのみなさまの心身の幸福と健康のため、わたしたちはこれからも「元氣のみなもとづくり」を整える取り組みを行ってまいります。