私たちは、養豚と地元農家を飼料と堆肥でつなぐ「循環型農業」に取組んでいます。 当社のブランド豚「米の娘ぶた」は地元金山町を中心とした飼料用米を食べて育ち、発生した豚糞は堆肥となって地元の飼料用米・ニラ農家さまに還元。さらに育った飼料用米やニラを食事・自社製造餃子「米の娘餃子」の材料になります。 また、「米の娘餃子」は第77回ジャパン・フード・セレクションにてグランプリを受賞。循環型農業の取り組みだけでなく、そのおいしさも評価されています。 畜産業を核として循環の環を作っていくことで、日本の畜産産業に貢献する企業でありたいと考えています。
バイオガス発電事業では、食品廃棄物、家畜排せつ物、廃棄野菜くずなど地域の有機ゴミを無駄なく活用した産業創出と、地域循環型の再生可能エネルギー推進、地域の雇用創出や活性化を目指します。
元氣な社会づくりを考えることは、サスティナブル(持続可能)な社会を考えることに他なりません。果たして地方の中小企業に何が出来るだろうかと悩む中、ドイツやデンマークでは家畜排せつ物をメタン発酵させて発電し第二の収益源にすると共に余剰排熱を地域熱供給することで冬季間の暖房に利用していることを知り、自社の養豚事業でも可能性があるのではないかと考え建設を決意しました。 今の日本が抱えている課題の中で人口減少・少子高齢化は避けて通れない現実です。私たちの取り組みでこの難問を解決することは出来ませんが、地域の中で今以上に食糧自給率とエネルギー自給率を上げることで、地域で少しでも資本が循環するモデルを作るお手伝いが出来たら望外の喜びです。
発電した電力は、株式会社やまがた新電力を通じて県内施設に供給され地域の皆さまに活用されています。
やまがた新電力ホームページ